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夏休みの読書

ポケッとしてます。夏休みはこうでなくちゃ。
本を読んでいます。机で読んだり。畳に寝っ転がって読んだり。
は〜幸せ〜。

良い本に出会いました。




『ハーレムの闘う本屋』

内容紹介から抜粋します。
ニューヨークのハーレムに、一風変わった書店がありました。
ナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア。
黒人に関する本ばかりを扱う書店、通称「ミショーの店」。
本書は、この店の店主、ルイス・ミショーに光をあてたドキュメンタリー・ノベルです。
1939年、「黒人は本を読まない」と言われていた時代に、店をオープン。
「知識こそ力」と信じていたミショーは、まずは人々の意識を目覚めさせることからと、
型破りなプロモーションを展開します。。。。。。

興味は沸いた人は、ぜひ読んでみてください。読むのに時間かかりますが、おすすめです。

その中に、ラングストン・ヒューズの詩の引用があります。

The Dream Keeper by Langston Hughes
Bring me all of your dreams,
You dreamers,
Bring me all of your
Heart melodies
That I may wrap them
In a blue cloud-cloth
Away from the too-rough fingers
Of the world.

これを、訳の原田勝さんが、このように訳された。

夢見る者たちよ
きみらの夢を残らずここへもってこい
きみらの心の旋律を
残らずここへもってこい
そしたら、それを
青い雲の薄衣で包んであげよう。
世間のあまりにがさついた指から
わたしが守ってあげよう。

力強い原詩の魅力と
日本人の言葉の感性とを

同時に味わうことができるこの瞬間が、この上なく好きだ。
原詩と訳詩の間を行きつ戻りつさせていただく。

クーラーのきいた部屋で
とびきりの青空をカーテン越しに眺めながら
読んでは、ただ貪るように味わう。

干ばつや飢餓や戦争やで命を落とす人が沢山いる中
贅沢なことじゃないか。
こんなことしてて良いのかよ?
広島や長崎に思いを寄せるべきだろう?

ふと、そんな別の自分が話しかけてくる。

でも、それも押しのけて、本を読む。
毎年、同じような事を思っている気がする。

本を読む事が、力になりますように。
世界の平和につながりますように。
  

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【Twitter】

【プロフィール】

HN:
酒井ちふみ
性別:
女性
自己紹介:
京都府向日市出身。父親の影響で、60’s、70’sの洋楽と共に育つ。関西大学在学中に歌い始める。その後、AN Music Schoolにて亀渕友香氏に師事。その頃から、数々のライブ、レコーディングに参加。2000年ソロ・ミニアルバム「夏のぬけがら」を発表。渡米し、マーク・バクスター氏にボイストレーニングを学ぶ。2007年、ロック・バンド「FRIDGE」にメイン・ボーカリストとして参加。ファーストアルバムをNYでレコーディングする。現在「FRIDGE」の他、ブルースバンド「8823」にも参加。2011年「8823の1」2014年「Believe in music / 8823」「Cool & Relax / FRIDGE」2020年「Live & More / 8823」2023年「道は続く / FRIDGE」を発表。BLUESYな歌声で、LOVE & PEACEを歌いつづる。また、1997年より、ボーカルトレーナーとしてもレッスンを開講。自身の経験と豊富な声に関する知識を基に、実践に則したレッスンが高い評価を受けている。
●「フリッジ」FRIDGE 1st Album(2007年)

●フリッジ2nd album 『クール アンド リラックス』(2014年)


●8823 1st album「8823の1」(2011年)

●8823 2nd Album 「Believe in music」(2014年)

●8823 3rd Album 「Live & More」(2020年)

●8823、FRIDGE参加作品。(2018年)

●FRIDGE 3rd album 「道は続く」(2023年)

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